夏はどこにも行かず
たまっている部屋の整理や　
　　　　　　　本を読んだりして過ごします

「フランスにやって来たキリストの弟子たち」
田辺　保　著

死後3日間経ってからキリストによって蘇えさせてもらったラザロ
徴税人のザアカイ
十字架上で亡くなったイエスの死体を引き取ったアリマタヤのヨセフ
なんと
みんなフランスへ来て宣教をしたという
中世からの伝説がまとめられています

そして、弟子達が活躍したその地には立派な聖堂が建ち
人々が巡礼し祈りが捧げられてきました

本当に弟子達がフランスへ渡ってきたということより
長い年月祈られてきたという霊性に魅かれ
地図を広げて伝説の世界へと旅に出ています

　フランス　イル　ド　レにて

フランスから戻りました
今回は大西洋側のレ島へ出掛けてきました

リゾート地へ一人で来るものではなかったかなあ
と少々後悔しながら
レンタルサイクルを借りて海岸線を走るっていると
「来て良かった！」って叫んでしまった！

ご覧下さいこの光景
ポピーの野原の向こうは真っ青な海が広がっています

たった4時間ほどのサイクリング
10年ぶりぐらいに皮が剥けてしまった

フランス旅
内面もひと皮むけたかな・・・

　　
　花の都から地方都市へ　フランス国鉄の切符が届きました

指圧師の中川さんの手にかかれば
どんなコリでもほぐしてくれます
疲労を感じたら彼女の元へ行くのですが
このところプラスアルファを求めている自分に気がつきました

安心感を求めているような・・・

肌というのは露出した脳ともいわれている程
触れられて気持ち良い、安心感などの感情が刺激されるそうです

姪や甥は成長し
抱っこ、手をつないだのはいつしたかしら・・？

満たされない五感が
疲れたときにバランスを崩し
心も身体も安らぎを求めていたのかも

17日からフランスへ行ってきます

頬と頬をふれあって挨拶するフランス
コミニュｹｰションにスキンシップのたくさんする文化へ

触覚刺激を受けて
私の脳はどんな反応するのかな・・・

ようやく天気になった！
新緑の美しくなるこの季節には
ガラス器がよく映える

3年前パリの蚤の市で購入したもの
透明なガラスは
使っていた人の思い出をも透けてみえてくるようで
ノスタルジック

遠い空に思いを寄せる・・・
今日この頃

　　　タイトルはマルラゲット

森にきのこ狩に出掛けたマルラゲットは狼に連れ去れます
もちろん食べるために
少女は暴れるのですが逃げ切れず、とうとう狼の住処である岩の前まで来てしまいました

しかし、慌てんぼうの狼はおでこを岩に当てて気絶をし、その瞬間少女は逃げますが
狼を見ると大きなこぶができ皮が裂け血が流れています
可哀想に思った少女はコケや草でベッドをつくり狼を寝かせ
傷の手当とハーブティーを飲ませたりと看病をします

狼はそんなに親切にされた事がなっかたから嬉しくってしかたありませんでした

少女は毎日狼の元に通い看病をしリハビリに森の散歩へ出掛けました
すると、小鳥が少女に言います
「食べられてしまいますよ」
狼は怒って小鳥を捕まえようとしましたが、体力がなくて逃げられてしまいました。
次の日も同じ小鳥が
少女に「食べられてしまいますよ」とからいます
今度は狼は本気で捕まえて食べてしまいます
少女は怒って狼をたたきき散歩の間中口を聞きませんでした
狼は悲しくて仕方なく胸が締め付けられ泣きそうになりました
少女はあまりに後悔している狼を赦してあげます

この日から事実、狼は生きた動物を食べませんでした
安心した動物達は散歩している2人にむしろ近づいてきました
狼は誘惑に負けぬよう少女を横目で眺めて我慢し
少女の用意するハーブや木の実、パンを食べました
でもこれはエラー、狼は貧血を起こしてしまします

森にいた年老いた樵が少女に狼は菜食主義ではなく
肉を食べるそういう胃になっていることを伝えます

少女は泣きました
そして、一晩中考えました

朝、少女は狼に言います
「私はあなたを解放します！他の狼が森で暮らして入るようにあなたも旅立ちなさい」

灰色の痩せた野獣は小鳥をウサギをそして巣のそばで沈んでいた鼠を食べました


ほんのわずかな間で狼は再び美しくなりました
空腹時にしか狩はしなくなり、決して、女の子を襲いませんでした

時として、枝の隙間から狼は少女の明るい服を見る事がありました
そして、この事は喜びと同時に深い悲しみを感じさせました

少女はしばし森の中を眺めました
そして、少女は微笑を浮かべて大きな野獣の事を考えるのでした

少女の愛のために狼は空腹で死ぬ事を受け入れました