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と同時に現在使用しているプリンターの買い替えが重なり
出費がかさむので春のフランス旅はやめようと思っておりました
と そんな時に在仏の友人より
ボージョレでの見本市の出店に手伝いへ来ないかと誘いを受けました
どのような見本市なのか詳細は知りませんが
彼女は日本の千代紙、ちりめん等の素材を販売しているので
手作り好きのイベントだろうなあと思います
自分が友の役に立てるのはうれしい
それに 出展者の中に素敵なアクセサリーを制作している人がいたら取引きしたい
また 自分の名刺も配れる(宣伝にもなる)機会であるではないか!
OAは後回し・・・
よし 行こう!と4月7日~21日まで出かけてきます
行くとなったら旅の準備です
パリにも滞在するので美術館の特別展を調べていると
グラン・パレにてアウグストゥスの展示会がありました
Moi, Auguste, Empereur de Rome 2014年3月19日 - 2014年7月13日
アウグストゥスはローマの皇帝で
イエス・キリストのご降誕の物語に登場する人物です
アウグストゥスから全領土の住民に登録せよとの最初の住民登録に
ヨセフと許婚のマリアはヨセフの出身地であったベツレヘムへ一緒に行き
そこで 月が満ちて初めての子を産む・・・と
春のフランス旅では毎回フランスの巡礼地へ行きます
マリア様の主現地や聖人説の地へと
行って先人たちに思いをよせるのです
ただそれだけですが
今回の旅は見本市への手伝いがメインなので
日数的にも巡礼地へ足を伸ばすことができないなあと
思っていたら
思いもよらず
イエス様が生まれた当時の文化、芸術時代背景を見ることのできる
すばらしいチャンスに恵まれたのです
また グラン・パレでの展示の仕方は
さすがは世界一芸術の都とうならせる凝りようなのです
(わたしの中ではパリでは一番だと思う)
何を感じることができるのか
新たな出会いにわくわくしています
フランスで缶のデザイン 形 色のバランスにひかれて購入
ルルドにあるドミニコ会の修道院製
仁丹のように小さな粒がたくさん
チョコレートではなくて・・・
リコリスというハーブのグミのタブレット
この黒いグミが駄菓子として
西洋では子どものころから慣れ親しんでいる味だそうですが
苦甘い味は日本人の味覚には合わず
馴染みがありませんが
甘みは砂糖の50倍
甘味料として醤油などに利用されたりして
身近なハーブだったりします!
しかし
このどくどくしいグミの黒色に後ずさりて食べたことがなかったのですが
今回初めて口に入れてみました
適度のねばりと小ささが歯の窪みに引っかかるは
慣れない味にやはり自分は日本人と自覚したりして
でもスミレのような香りに慣れてくるとまあまあおいしい
ところで
リコリス味は共通して黒色をしています
飴もラデュレのマカロンにいたっても黒色
一目でそれがリコリス味だと分かります
なぜ黒色なのか?
リコリスの成分を調べても黒色になる答えは出てこず・・・
着色をしているのだろうか
これがリコリスの正体
和名はカンゾウ マメ科の植物の根です
(このリコリスはフランス・レ島のタバコ屋さんでガムや飴ともに並んで売っていました
歯で繊維質にして甘みを吸うのかなと思います)
肝臓での解毒
水にとけないものに抱合し尿として排出させる働きがあるため
和洋問わずに古くから鎮咳、去痰、緩下剤、鎮痛剤
として2千年以上も利用されています
もちろん 日本でも古くから利用されており
葛根湯をはじめ多くの漢方薬に
全体を調和する生薬としても配合されています
主な供給先は中国でありますが
武田信虎の時代
中国へ渡った僧侶より献上され日本でも栽培がはじまったといわれています
現在 山梨県塩山市には重要文化財甘根屋敷(高野家)に
甲州甘根が保存されているそうです
文章が長ければ、長い分だけ
100/1 1000/1にと薄まってしまう
皮肉であるがこれは私の経験上からのもので得た教訓
以前にもブログで書きましたが
今から10年前パリで生活したとき~
当時は30代前半の若僧
ワインのワの字も知らぬ身で
知り合いの方からワインサロンの入場券をいただき喜んで出かけました
入口で入場券と引き換えにもらったワイングラスを片手に
会場に足を踏み入れると
100社は超えるであろうスタンドがずらりと並び
生産者から直接その年の天候 ブドウのできを聞き
テイスティグをさせてもらいしじっくりと味わう
ワインは単なるアルコールではなく
芸術作品であることに開眼!したので
パリレポートno:1と称して家族へこの感動を手紙に書いて送りました
後日 国際電話で感想を聞いてみると
長い 途中で飽きたとまで言われ
思いが伝わっておらず
伝えたいことをコンパクトにまとめることを学んだのであります
上手にさらりと文章をまとめる達人
週間文春で連載中の福岡伸一博士と土屋研一博士両氏のエッセイが
読者の心を惹きつけ結論も期待通りの内容にまとめられ
毎回すばらしいと感心し参考にさせてもっらています
とまああ
前置きが長くなってしまいまったが
先日アマゾンでとある本を購入しました
好きな著者でもなく
本屋さんで見て気になっていた本でもなく
五感と脳の関係が知りたくネットを調べていたらヒットし
タイトルが気になり単行本¥3000で購入してみました
(私にとって見ないで選ぶ本には高額の範囲内である)
本が届きワクワクしながら読み始めると・・・
五感は意識しなくても脳に刺激を送り
平衡を保たれているということをはじめて知ったのであるが
これをくどくどと重複しており
前置きの長さに飽きてしまうのだ
結論をもったいぶっていてるか
忍耐で最後まで読もうと決心する春の夜長