2008,08,07, Thursday
フランス旅の続き
ブルターニュ地方ポン・タヴァン
この地はゴーガンをはじめアメリカ人の画家達が集まり
ポン・タヴァン派という近代絵画を生み出した地です。
線が太く、落ち着いた色使いが特徴。
5年前にパリで開かれたポン・タヴァン派の展覧会で
ゴーガンの描いた黄色キリストと自画像の絵に
強烈な、人を引きずり込むアクが強い絵に
魅了されてしまったのです。
以来、その派がつくられた地に、
またこの絵に描かれた黄色キリスト像のある教会
を訪れる日を夢見ていました。
その念願の叶う時がやってきました!
滞在先のカンペールからバスで1時間ほどのところに
ポン・タヴァンは位置します。
午前中のバスは7時代に途中で乗り換えのが1本あるだけ。
しかも、その間隔はわずか10分間。
緊張です。
乗車の際に行き先を告げ運転手さんから切符を購入します。
乗り継ぎだから2×2ユーロで4ユーロと言われたのすが、
何を言われているか理解できず、
そのバスの終点までの2ユーロの切符を購入しました。
他の乗客は降りていき1人となり。
そろそろ終点かなと思っていると
バス停ではなくロータリーを超えたところで、
この道をまっすぐ行ってね。と言って降ろしてくれました。
しかし、歩けどポン・タヴァン行きのバス停は見当たらず、
あったのはパン屋さんぐらい。
中に入って行って聞いてみると、
確かにこの道をまっすぐ行けば目的地着くと言うのですが、
田舎は車社会、店員さんもお客さんもバス停は知らないと言うのです。
あっという間に時間は過ぎ去り・・・
次のバスまでは3時間以上あります。
どうやら、乗り継ぎのバス停ではなく
ポン・タヴァンへ行く道路で降ろされたようです。
ポン・ラベ(右脳しか働かないようですー2をご覧下さい)
の時のようにタクシーが通ってくれないかしら・・・
奇跡は起こらず・・・
ならば歩いて行ってみるか!
まっすぐ歩きはじめましたが、なんだか不安になって
トラックから積荷を降ろしていたお兄さんに
この道まっすぐ行けばポン・タヴァンですよね?
と尋ねると
そうだけれど、7kmあるよ。
その距離に頭の中が真っ暗に。
すると、お兄さんは別の村に荷物を降ろした後
ポン・タヴァンの方を通るから乗せてあげる!ですって。
お兄さんの名前はパスカル、お互いに自己紹介をし
たくさんの話しをしていたら、もう町の中心
ゴーガン広場に到着。
なんだか別れるのが淋しい。
パスカルの親切に感謝し、奇跡的な出会い、
人生のすばらしさに握手を交わして別れました。
さあ!いよいよポン・タヴァンです。
この続きは次回に
ブルターニュ地方ポン・タヴァン
この地はゴーガンをはじめアメリカ人の画家達が集まり
ポン・タヴァン派という近代絵画を生み出した地です。
線が太く、落ち着いた色使いが特徴。
5年前にパリで開かれたポン・タヴァン派の展覧会で
ゴーガンの描いた黄色キリストと自画像の絵に
強烈な、人を引きずり込むアクが強い絵に
魅了されてしまったのです。
以来、その派がつくられた地に、
またこの絵に描かれた黄色キリスト像のある教会
を訪れる日を夢見ていました。
その念願の叶う時がやってきました!
滞在先のカンペールからバスで1時間ほどのところに
ポン・タヴァンは位置します。
午前中のバスは7時代に途中で乗り換えのが1本あるだけ。
しかも、その間隔はわずか10分間。
緊張です。
乗車の際に行き先を告げ運転手さんから切符を購入します。
乗り継ぎだから2×2ユーロで4ユーロと言われたのすが、
何を言われているか理解できず、
そのバスの終点までの2ユーロの切符を購入しました。
他の乗客は降りていき1人となり。
そろそろ終点かなと思っていると
バス停ではなくロータリーを超えたところで、
この道をまっすぐ行ってね。と言って降ろしてくれました。
しかし、歩けどポン・タヴァン行きのバス停は見当たらず、
あったのはパン屋さんぐらい。
中に入って行って聞いてみると、
確かにこの道をまっすぐ行けば目的地着くと言うのですが、
田舎は車社会、店員さんもお客さんもバス停は知らないと言うのです。
あっという間に時間は過ぎ去り・・・
次のバスまでは3時間以上あります。
どうやら、乗り継ぎのバス停ではなく
ポン・タヴァンへ行く道路で降ろされたようです。
ポン・ラベ(右脳しか働かないようですー2をご覧下さい)
の時のようにタクシーが通ってくれないかしら・・・
奇跡は起こらず・・・
ならば歩いて行ってみるか!
まっすぐ歩きはじめましたが、なんだか不安になって
トラックから積荷を降ろしていたお兄さんに
この道まっすぐ行けばポン・タヴァンですよね?
と尋ねると
そうだけれど、7kmあるよ。
その距離に頭の中が真っ暗に。
すると、お兄さんは別の村に荷物を降ろした後
ポン・タヴァンの方を通るから乗せてあげる!ですって。
お兄さんの名前はパスカル、お互いに自己紹介をし
たくさんの話しをしていたら、もう町の中心
ゴーガン広場に到着。
なんだか別れるのが淋しい。
パスカルの親切に感謝し、奇跡的な出会い、
人生のすばらしさに握手を交わして別れました。
さあ!いよいよポン・タヴァンです。
この続きは次回に
2008,07,18, Friday
ブルターニュ地方 ロクロナン
ブルターニュ地方の旅に続き、
ポン・ラベの帰りは間違えないように
何度もバス停を聞き行き先も間違えず
終点カンペールまで無事戻る事ができました。
午後はロクロナンという町へ。
この町は東インド会社の帆布(リネン)の生産地として発展し、
当時の石の建物が残る町として、また、
町の名前にもなった聖人ロクロナンの巡礼地としても有名です。
とても小さなまちなので、30分間あれば十分回れます。
何が印象に残ったのかな・・・
そう、この内陸地から帆布が生産され
大西洋からインド洋へ、はるばる就航した海洋の中世のロマンを感じました。
観光局の方に聞くと、
リネンにかかる税金が他より安かったから繁栄を成し遂げたんですって。
今はひっそりとし、素朴な町なのですが、、
あまりに、あまりに観光化されたお土産屋に
ここは日本かしら・・・と錯覚してしまいましたが・・・
16~17世紀の石の邸宅が残る街並みです
2008,06,21, Saturday
ブルターニュ地方菓子 クイニーアマン
フランス西部のブルターニュ地方
パリからTGVでロリアンという町からローカル線に乗り換えて
目的地カンペールへ向かいます。
乗り継ぎまでの1時間、
スーツケースをゴロゴロとひいて町の散策へ
駅の裏手にはブルターニュの地方菓子、ガレットとクイニーアマンの
製造販売店がありました。
日本ではまだ食べたことがないクイニーアマン
本場のはと申しますと
キャラメルとパイが層になっていてパリパリとした歯ごたえ
虫歯になりそうな位あまいけれど、
さすがは塩の産地、
塩味と甘みのバランスがとっても美味しくてついつい食べてしまいます。
さあ、時間がきたので駅へ戻り電車に乗って目的地カンペールへ
そして、予約した駅前のホテルへ
でも、ホテルが見当たらない!
歩いている人に尋ねてみると
ここはQumperelカンピエールで
Quimperカンペールではないとのこと
カンペールは2駅先
次の電車は2時間後
インターネットで切符を購入する際、語尾のelが
あるかないか確認をしないでクリックしていたようです。
パリからカンペールまでのTGVの直行便があるのに
わざわざ乗り換える必要があったわけが分かりました。
これでは、午後に行こうと思っていた町へ遅すぎて行けません。
なんてこった・・・
カモメが青空を飛んでいる
自分の行動を静かに受け入れる
一人旅は孤独です。
だから、人との出会いを大切に思い
新しい自分に出会える歓びがあります。
クイニーアマンの製造者のムッシュ
2008,06,11, Wednesday
2008,03,28, Friday
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