2010,08,24, Tuesday
7並べのようにカテゴリーごとに並べて遊ぶフランスのカードゲーム
先日、ドミニク スール・スーリールという映画を観に行きました
ベルギーにあるドミニコ会の修道女の話しで
宣教のために創始者ドミニクスを歌にした曲は世界中で大ヒットし
そのシングル売り上げはエルビスやビートルズを上回ったそうです
ところで、ドミニコ会って・・・・
以前フランスで購入したカードゲームを取り出し眺めてみました
カードは7種類の修道院に分かれ小さな説明が付いています
砂漠での隠修者 修道生活のはじまり
ベネディクト会 集団で祈りと修行をはじめた
ドミニコ会 観想と宣教
シャルトリューズ会 観想と霊薬 有名な薬草酒
トラピスト会 観想と修行
フランシスコ会 小さな集団で活動修道会
そして、
修道士祈願
修錬士
修道院長
修道院の教授
庭仕事
食事等々その会ごとの特徴が絵が描れ絵を見て学べます
せっかくなので
修道院にみるヨーロッパの心という本も読んでみました
フランスを旅していてたくさんの修道院に出会います
予備知識があったら見方も感じ方もかわって
あ~~11月のフランス楽しみ!!!
でも
神様が唯一お分かりならないのは
修道院の会の名前とその数だと聞いた事があります
それだけ数も多いんだそうです・・・
2010,08,17, Tuesday
ブルターニュ地方 ポン・タヴァン
ゴーガンの絵の題材となった黄色キリスト像のある教会
祭壇右手には聖母マリアとその母聖アンナの像が祀られています
聖書には登場しない聖アンナをカトリックでは聖母の母として教え
レオナルド・ダ・ヴィンチも「聖アンナと聖母子」という作品をのこしているほどです
でもこのように祭壇に像が祀られているのを目にしたのはブルターニュだけ
そのなぞを
前回紹介した「フランスにやって来たキリストの弟子達」が解いてくれました
ブルターニュの伝説によると
聖アンナはこの地方の名家出身で
同じ地方の男と一緒になったが夫の始終暴力に
信仰心の篤いアンナを天使がはるばるユダヤの土地まで運び
ナザレのヨキアムと再婚させ2人の間に生まれたのが聖母マリアだとしているそうです
なぜこの地において聖アンナ信仰があるのか?
著者の田辺 保さんは続けます
最後のブルターニュ公妃アンヌ・ド・ブルターニュの思い出につなっがているのではないかと
公妃は父に早く死に別れ女性の身で東方から
攻め寄せてくる王国フランスの軍勢を迎えうち
強制されて2人のフランス王との結婚を受け入れなければならかったアンナへの同情
そして、フランス王国への統合を強いれられた無念の思いがこもっているのではいかと
述べています
人々の思いが聖人信仰へと結び合わせた歴史の重さを感じます
2010,08,14, Saturday
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